「大江戸女教師遊戯」「江戸初期後編」「第三話」「勘定奉行屋敷」
yh 2023-10-29 午前 01:54:26

マンホールから、江戸にタイムスリップした島原恵美奈は、街を歩いている途中で、大黒屋に遊びに来ていたお春が、浪人たちに拉致される場面に遭遇する

恵美奈も浪人たちに気付かれ、作事奉行、水島備前守の屋敷に連れ去られ、座敷牢に入れられてしまう

恵美奈は自分を襲いに来た浪人たちとセックスをしてイかせ座敷牢から逃げ出す、そして外でお春を助けた伊崎武右衛門と一緒に長屋に行った

一方、恵美奈と一緒に江戸にタイムスリップした魁原恵乃花は、長屋に倒れていた

恵乃花「ううん」と目を覚ます。辺りを見渡すと、囲炉裏があったり、時代劇で見る長屋の家のようだった

恵乃花「此処は、何所かしら、私は、マンホールから落ちて、そう言えば、恵美奈は何所に行ったのかしら、

それにしても、本当に長屋の家みたい、まあとにかく外に出てみましょ」と、恵乃花は、外に出る

外は夕方になっていて、恵乃花は歩いていると、着物を着ている人や、侍姿の人、遊び人姿の人たちなど、いろいろいた

恵乃花「まるで映画村みたいだけど、私、マンホールから落ちたんだよね、そんなはずないし、此処が何所か、人に聞いてみよう」

と考えて、歩いている人たちに話しかけようとするが、逃げられてしまう

恵乃花「え、困ったな、どうしよう」と思い、歩いていると、遊び人姿の男たち六人が、恵乃花の目の前に現れる

その中の一人の男が「よ、姉ちゃん何してるんだ」と聞く

恵乃花「あの、此処は、何所なんですか、私、マンホールから落ちて、気づいたら、江戸の長屋の家のような所にいたんですけど」

男「何言ってんだ、この女、此処は、江戸だろうが、お前、江戸の女じゃねえな、何所から来た、それにそんな着物見た事ねえぞ」

恵乃花「え、何所からって、東京ですけど、江戸って、本当なんですか」

男「東京?聞いたことのねえ国だな、よっぽどの田舎から出て来たんだろうな、しかし、こんな着物はやはり見た事ねえ、それにしてもでか過ぎる乳だな

待てよ、そう言えば、以前山形屋から運び込まれた異国の着物があったが、ようく似ているな、お前、異国の女か」

恵乃花「異国って、私は、日本人です、名前は魁原恵乃花で、高校の担任教師です」

男「何?高校の担任教師?、聞いたことがないな、やはり怪しい女だ、それにしても美味そうな体してんな、我慢来ねえ、犯してやる」と男が恵乃花に、飛びかかろうとした時だった

もう一人の男が「おい、何やってんだ、それより、山形屋に言われてんだろ、いい女を連れて来いってな、勘定奉行の堀井勝義様が気に入る相手を」

恵乃花を犯そうとした男「そうだったな、じゃあ、この女を」

男「ああいいぜ、それにしてもすげえ乳だな、ようし連れて行くか」と言い、男は恵乃花を殴って気絶させ、勘定奉行屋敷の座敷牢に連れ込み放り投げた

恵乃花「う、うん」と目を覚ます、辺りを見渡すと、女性が二人いた

その中の一人が「目を覚ましたのね」と声を掛ける

恵乃花「此処は、何処ですか、あなたたちは何故、此処にいるのですか」

女性「え、あなた何も知らずに連れて来られたの」

恵乃花「私、街を歩いていて、そこに男の人たちが現れて、勘定奉行様の堀井勝義様が気に入る相手を探していると言われて

で、私はその男の人に殴られて、それからは判らないのですが」

女性「此処は、その勘定奉行の屋敷の座敷牢なの、私たちは、その堀井様の為に連れて来られたのよ」

恵乃花「そうだったんですか、だから私も、連れて来られたんですね」

恵乃花「それにしても、やはりこの人たちも着物、それに私を連れて来た男の人たちは、時代劇でみる遊び人姿だった、何より、此処は江戸

男の人たちは、私の事を異国の女だと言っていた。そっか私江戸にタイムスリップしちゃったんだ」と思った

女性「そう言えば、あなたのその着物、江戸では見たことがないんだけど、あなた何所から来たの」

恵乃花「私は、魁原恵乃花と言いまして、未来から来た女教師なんです、信じられないでしょうけど、その証拠は、この服装と、この携帯ぐらいです

この携帯は未来で遠くの人と話が出来たりするんです、信じてくれますか」

女性「ええ、信じるわ、私はおとよって言うの、実は、私の友達が、お春と言うんだけど、未来から来たと言う島原恵美奈さんと女の先生と知り合ったって言ってて

その先生、とても淫乱でご浪人さんたちと性交してイかせたって言う事なんだけど、あなた知ってる」

恵乃花「ええ、恵美奈は私の同僚でして、そうですか、私、恵美奈を探しに来ていたので、そうでしたか」

おとよ「ねえ、あなたも淫乱なの、とても胸がでか過ぎるし、それにその色気」

恵乃花「ええ、そうですよ、私もとても淫乱なんです、でも私もいい年齢なんですけどね」

おとよ「そうなんだ、ところであなた、好きな人はいないの」

恵乃花「私は、恵美奈の恋人なんですよ、女性同士って、ありえないと思いますか」

おとよ「そんな事ない、いろいろな付き合いはいいと思うわ、私はまだいないけど」

恵乃花「そうですか」と話をしている

 

所変わって、堀井勝義の屋敷の部屋

勝義「山形屋、儂が気に入る女は如何した」

山形屋宗兵衛「堀井様、実は、座敷牢に二人の女を連れ込んでいます、一人は大黒屋喜八の娘でおとよ

もう一人は、異国の女でして、その女、乳がでか過ぎるらしくて」

勝義「そうか、まあ水島の屋敷であったことがないようにな、まずはおとよを連れて来い

後は異国の女だが、今日は、忙しくてな、その女を相手にしている余裕はない

その女は、あの連中にさせればいい」

宗兵衛「わかりました、おい、座敷牢に行くぞ、お前たちが連れてきた女は抱いていいらしいぞ」と遊び人の連中に言う

遊び人の男「そうですか、ならおとよは堀井の旦那に、あの女は俺たちが頂くとするか」

そう言って、宗兵衛たちは、座敷牢に行った

 

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